タワーマンションとは
タワーマンションについて
タワーマンションとは一般的に20階建て以上の高層マンションをいいます。首都圏を中心に高層マンションが次々と建設されています。高層マンションは一般にタワーマンションといわれ、最上階は億ション価格でもありますが人気も高く売れ行きもいいようです。
こうしたタワーマンションも当初はステイタス性が高くなかなか一般には手が出なかったものですが供給数も増えて価格も下がり手の届く価格帯のタワーマンションも最近では増えてきました。
まずタワーマンションの第一の魅力はなんといっても眺望の良さです。自宅周辺に高い建物がないので高層階では抜群の見晴らしのよさがあります。夏の花火、パノラマ夜景など夜の景色も魅力ですが昼間も日がさしこみ、明るい室内となります。
高層階に設置されたラウンジなどはホテルのような雰囲気があります。一般的にタワーマンションは住戸数が多く、管理費の総額も大きいため、スタディールーム、キッズルーム、バーベキュー広場など共用施設やサービスを充実させやすいといわれています。
タワーマンションのデメリット
眺望がいい、昼間は日がさして明るい、ステイタス気分が味わえるなどタワーマンションには多くのメリットがあります。
なんでもそうですがメリットがある反面デメリットもあるわけです。こうしたメリット、デメリットを比較検討しながら自分のライフスタイルに合ったマンションを選択できればいいわけです。
エレベーターがなかなか来なく快適性に欠ける場合もあります。特に朝の通勤時間などにエレベーターが来ないとイライラします。エレベーターの速度や戸数に対するエレベーターの数が充分か確認しましょう。速度に関しては、分速90m以上が必要かと思われます。
強風の日や地震の時など建物の揺れが大きくなる可能性があります。特に高層マンションは免振工法といって建物の揺れを緩衝材を使って揺れに耐えるのではなく逃がす工法が取られています。こうした地震対策もどうなっているのかを確認する必要があります。
SIマンション
SIマンションは直訳するとS(スケルトン=構造体や共用設備)I(インフィル=内装や専用設備)を完全に分離して考えれられたマンションです。
構造体と内装をわけることで水周りをふくめた間取りを自由にプランニングすることもできるため「オーダーメイドマンション」として販売されるケースもあります。
また家族構成が変わったり、子供が大きくなったりとマンション購入時とはライフスタイルが変わっていく場合が多くあります。そうした変化にも柔軟に対応できるのがSIマンションです。
構造体と内装が完全に分離しているため、リフォーム工事の自由度がたいへん大きくなるからです。マンションを一時的なものではなく長く住むために購入を検討しているならこうしたSIマンションは安心といえます。
とはいえ、SIマンションの場合は二重床・二重天井にするために階高を高くしたり、共用の排水管を住戸の外に配置したりといった手間がかかります。そのためどうしてもコストアップにならざるを得ません。
オール電化マンション
オール電化マンションのメリットの第一は室内を快適にクリーンに保つことができることでしょう。
気密性に優れたマンションでは、暖かさが保たれる一方で、室内空気の清潔性が大切です。換気しすぎると、せっかくの高気密高断熱を活かせません。
火を使わないオール電化なら、室内で燃焼ガスを発生させず、室内の空気が汚れにくく、室内を快適に保つことができます。
またオール電化のキッチンは、火を使いません。風の吹き抜ける場所でも立ち消えする心配がないため、最近では、高層階の見晴らしの良い窓辺に調理台を設置するケースも増えています。眺めの良い景色を見ながらの調理、そんな新しいライフスタイルが楽しめるかもしれません。
毎月の光熱費も抑えられる経済性がオール電化の魅力のひとつです。ローンや管理費、駐車場代など気になる月々のコスト。見落としがちですが、光熱費も、住居選びの大切なポイントです。オール電化なら、光熱費を電気代にひとまとめすることで、月々の支出を節約することができます。